備蓄米を見分ける方法

備蓄米が出回り始めたけれど、どうすれば普通のお米と備蓄米を見分けることができるの?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は備蓄米と普通の米を見分けるポイントについて解説したいと思います。

自分の欲しい米を買うために

2025年5月現在、随意契約によって放出された備蓄米は大々的に宣伝され売り出されているので普通の米とは簡単に区別できます。しかし、その前に放出された古米に関しては未だに情報が少なく、どの米を選べばいいのか分からない、という状態です。そのため、自分たちで見分けるポイントを覚えて買う時に自分の狙った米を買うことができるようにしましょう。

米袋の表記をチェック!備蓄米の見分け方

米袋には、色々な情報が書いてある欄が必ずあります。シールで貼ってあるものや最初から印刷されているものなど様々ですが、それを見るとその米の特徴が分かります。それらの情報から、購入したい米は備蓄米の可能性が高いのか低いのかについて判断できます。

米袋の表記を確認!見分け方4選

米袋の表示のどの部分をどのように見ればいいのか、以下にまとめたいと思います。

チェック項目 何に気を付けるか
商品名 見慣れている名前かどうかをチェック。見慣れない新商品だと備蓄米の可能性も
収穫時期 備蓄米だと古米、古古米になるので2020~2023年に収穫されたものだと備蓄米の可能性がある
複数原料米かどうか 国内産の複数原料米を備蓄米と混ぜて販売することができるので価格も落としやすく、銘柄を表記しなくていいので最も備蓄米を販売しやすい
情報が記入されているかどうか 情報の表記が抜けている場合、特に収穫された時期の表記が抜けている場合は備蓄米の可能性がある

一番分かりやすい?価格のチェック

2025年3月の米の値段は4000円前後となっています。備蓄米は米の全体の流通価格を下げる狙いで販売されるため、普段より少しでも目を引く安さの米があれば備蓄米の可能性が高いと言えるでしょう。特に、放出された備蓄米は国産米で複数の銘柄があるため、複数原料米だと売りやすく価格も下がりやすいことから備蓄米だと分かりやすいと思います。

見た目で判断する時は気を付けて

米の見た目で判断できないの?と思われるかもしれませんが、政府の備蓄米は温度、湿度の管理された低温倉庫で保管されているため、保存状態が良いと言われています。そのため、販売する際に精米された状態だと見た目で判断するのは難しいと思われます。