Googleウォレットを使ってみよう

Googleウォレットについて解説します。そもそもGoogleウォレットとはどんなサービスでどんなことができるのか、利用できるスマホやOSのバージョンについて、さらにアプリを起動させて利用できるまでの設定方法について紹介していきましょう。

Googleウォレットの概要

Google Wallet(グーグル ウォレット)とは、Google社が開発し運営している決済、ポイント、クーポンなどの機能を一元化したデジタルウォレットサービスです。2023年3月からGoogle Payに変わるサービスとして日本での提供が始まりました。

Googleウォレットの機能

Googleウォレットでは、クレジットカード、デビットカード、各種電子マネーを登録できます。対応している場所であればスマホをかざすだけで決済が可能となります。もちろん個人情報の保護は安全に行われます。また交通系のICカードや飛行機のチケットなどもスマホの中に入れてやり取りが可能です。

同様に劇場やテーマパーク、スタジアムの入場券の代わりにもなります。さらに様々なギフトカードやポイントカードの管理も安易に行えるので、カードをなくしたことで溜まっていたポイントを消失させてしまう心配もありません。

Googleウォレット利用条件(OS、機種の条件など)

Google ウォレット は Android スマホ専用のアプリなのでios系のスマホ(iPhone)での使用はできません。OSの条件は2024年6月10日より変わりました。スマホの場合はAndroid 9 以降が必要です。

またスマートウォッチで Google ウォレットを使用する場合についてはWear OS 2.18 以降が必要です。そのためGoogleウォレットを利用する前に持っているスマホなどの端末の機種や利用しているOSのバージョンを確認しておきましょう。

基本の設定と利用方法

ここからは実際にスマホで Google ウォレットが利用できる状況になるまでを紹介します。

NFC(近距離無線通信)をオンにする

デフォルトではオンになっていますが、確認したいときは設定から接続設定、接続の詳細設定、NFCの順に進み、更に非接触決済を確認してデフォルトの決済アプリが「Google Pay」になっているか確認します。

カード類の追加登録を行う

ウォレットアプリを開き「ウォレットに追加」を選ぶと行えます。クレジットカードなどの登録を行う際には「クレジットやデビットカード」を選び、カードをカメラのフレームに合わせて読み込みます。また手動での登録も可能です。

「電子マネー」を選ぶとICカードなどの電子マネーの登録ができます。注意点としてデバイスが「おサイフケータイ」に対応していることや登録できるのは電子マネーカードの種類ごとに1枚ずつとなっています。

カードへのチャージを行う

すぐに使えるように登録した電子マネーをチャージします。アプリから「チャージする」を選び、チャージしたい電子マネーを選び、そこからチャージするを選びます。後はチャージ金額を設定してチャージするを選べばチャージが完了し、いつでも利用できます。