eMAXIS Slimの主な種類を比較|全世界株式・S&P500・国内株式の違い

eMAXIS Slimには複数のファンドがあります。どれか1本がすべての人に最適というわけではなく、投資する地域、値動きの大きさ、分散の広さによって向き不向きが変わります。

代表的なeMAXIS Slimシリーズの特徴

ファンド名主な投資対象特徴信託報酬(税込・年率)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)日本を含む全世界株式1本で世界中の株式に広く分散できる0.05775%以内
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)日本を除く全世界株式日本株を別で持っている人が組み合わせやすい0.05775%以内
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)米国の主要大型株米国企業の成長に期待する運用0.08140%以内
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本)日本を除く先進国株式米国を中心に、欧州などの先進国にも分散0.09889%以内
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス新興国株式成長期待はあるが値動きが大きくなりやすい0.1518%以内
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)日本株式東証上場企業に広く分散しやすい0.143%以内
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)日本の代表的な225銘柄ニュースで見慣れた日経平均に連動0.143%以内
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)国内外の株式・債券・REIT株式だけでなく債券や不動産にも分散0.143%以内

上記の信託報酬は、確認時点の公表情報をもとにしています。信託報酬は将来変更される場合があるため、購入時には最新の目論見書で確認してください。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は広く分散したい人向け

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、いわゆる「オルカン」と呼ばれる人気のファンドです。日本、米国、欧州、新興国などを含む世界の株式にまとめて投資できます。

特徴は、投資対象を1つの国に偏らせにくいことです。米国株の比率は高くなりやすいものの、指数の構成に応じて世界全体へ分散されます。どの国が将来強いかを自分で予想するのが難しい場合、選択肢に入りやすいファンドです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は米国中心で運用したい人向け

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な大型株で構成されるS&P500に連動する投資成果を目指します。米国企業の成長に期待したい場合に検討されやすいファンドです。

ただし、米国への集中度が高い点には注意が必要です。米国市場が好調な時期は強みになりますが、米国株や為替が大きく下落した場合は基準価額にも影響します。

国内株式はTOPIXと日経平均で性格が違う

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、東証上場企業に広く分散しやすいのが特徴です。一方、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、日経平均株価を構成する225銘柄に連動する投資成果を目指します。

日本株に投資したい場合でも、TOPIXと日経平均では銘柄の構成や値動きが異なります。日本株をメインにするのか、全世界株式の一部として持つのかを考えて選びましょう。

先進国株式・新興国株式・8資産バランスの考え方

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、日本を除く先進国株式に投資するファンドです。米国の比率が高くなりやすい一方で、欧州などにも分散されます。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、中国、インド、台湾などの新興国株式に投資するファンドです。成長期待はありますが、政治・通貨・市場制度などの影響を受けやすく、値動きは大きくなりやすい点に注意が必要です。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、国内外の株式、債券、REITに均等配分するバランス型ファンドです。株式100%のファンドより値動きを抑えたい場合に検討されることがあります。ただし、リスクがゼロになるわけではありません。

信託報酬が低いから安心、人気があるから安心、という考えだけでは不十分です。次のページでは、購入前に知っておきたいデメリットと買い方を具体的に解説します。