ジェットスターの運賃別キャンセルルール

旅行の予定が変わる可能性がある方にとって、航空券のキャンセルや変更ルールは重要な検討材料です。ジェットスターでは運賃タイプによってキャンセル・変更の対応が大きく異なるため、事前に確認しておきましょう。本記事ではキャンセルに関するジェットスターのルールについて詳しくご紹介します。

運賃タイプ別のキャンセル・変更ルール

ジェットスターは運賃タイプにより対応が異なります。主要な運賃の特徴を見ていきましょう。

エコノミークラス「Starter」運賃

「Starter」は、必要なオプションだけを選んで追加できる基本プランです。キャンセル時の現金払い戻しはできませんが、予約時にバウチャー払い戻しオプションを購入していれば、フライトバウチャーでの払い戻しが可能です。

予約の変更は、空港でのチェックイン開始時刻まで可能です。ただし、出発地・到着地の変更はできません。搭乗者の氏名変更は、手数料と料金差額の支払いで対応できます。

エコノミークラス「Starter Plus」運賃

「Starter Plus」は、手荷物・座席指定・機内食がセットになったお得なプランです。キャンセル時の現金払い戻しは基本的にできませんが、バウチャー払い戻しオプションを購入している場合はフライトバウチャーでの払い戻しが可能です。予約内容の変更は手数料が発生しますが対応しています。

エコノミークラス「Starter Flex」運賃

「Starter Flex」は、予定変更に柔軟に対応できる「Flex」オプションが付いたプランです。手続きの締切時刻までにキャンセルすれば、フライトバウチャーでの払い戻しが可能です。

予約の変更について、搭乗日当日であれば空席のある同路線のフライトに無料で対応できます。事前や後日の変更は料金差額のみの支払いで可能となり、手数料はかかりません。

エコノミークラス「Starter Flex Plus」運賃

「Starter Flex Plus」は、ジェットスターの最上位プランです。フライトバウチャーでの払い戻しに対応しており、予約の変更も柔軟に行えます。予定が変わりやすい方や、手厚いサービスを求める方におすすめです。

バウチャー払い戻しオプションと手続き方法

予定変更の可能性がある場合は、予約時にバウチャー払い戻しオプションの購入を検討しましょう。このオプションは日本、オーストラリア、ニュージーランドの国内線および一部の国際線で利用可能です。

バウチャーの有効期間は、ジェットスター・ジャパン運航フライトで発行日より6か月間、ジェットスター航空運航フライトで3年間有効です。

変更・キャンセル手続きは、「jetstar.com」またはジェットスターアプリの「予約の確認/変更」から行えます。搭乗者の氏名変更はコンタクトセンターまたはライブチャットでの対応となっています。

遅延・欠航時の対応

ジェットスターの都合による大幅な遅延や欠航の場合は、追加料金なしで後続便への振替または払い戻しが可能です。遅延・欠航時の払い戻しは、支払方法と理由によって対応が異なります。

ジェットスターの運賃タイプを理解し、旅行スタイルに合った運賃を選択すると、安心して予約できます。予定変更の可能性がある場合、柔軟性の高い運賃タイプやバウチャー払い戻しオプションの利用を検討するとよいでしょう。