国内移動にジェットスターは使える？路線や利用時の注意点

ジェットスターは制限を理解すれば格安で便利な国内移動手段

格安で国内移動したいなら、ジェットスターがおすすめです。ただし、大手航空会社とは異なるルールや制限があるため、事前に理解しておきましょう。本記事では、ジェットスターの国内線路線やチェックイン・荷物ルール、大手航空会社との違いについてご紹介します。

ジェットスターの国内線は15都市・18路線を運航しており、成田空港を中心としたネットワークを展開しています。

成田発着路線では、北海道の札幌・旭川から、四国の高松・松山・高知、九州・沖縄の福岡・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島・那覇まで幅広くカバーしています。片道運賃は3,920円（関西線）から5,990円（那覇線）で、大手航空会社より大幅に安い価格設定になっています。

関西発着路線では札幌・東京・沖縄の3路線、中部発着路線では福岡と沖縄への2路線があります。また、札幌=福岡線も運航しています。

国内線は出発48時間前からオンラインチェックインが可能です。モバイル搭乗券でペーパーレス搭乗できます。空港でのチェックイン受付は出発2時間前開始、出発30分前締切、搭乗締切は出発15分前となっています。

機内持込手荷物はキャリーケース1個とハンドバッグ1個の計2個、合計7kgまで無料です。サイズ制限は高さ56cm×幅36cm×奥行23cmです。プラス7kgオプション購入で合計14kgまで持ち込みできます。

受託手荷物は基本的に有料で、15kg～40kgまで5kg単位で購入できます。「Starter Plus」運賃では20kgまで無料ですが、基本の「Starter」運賃では全て有料です。

ジェットスターと大手航空会社の違いの一つは価格設定です。ジェットスターは基本運賃に最低限のサービスのみを提供しています。

例えば、機内持込手荷物は7kgまで無料ですが、受託手荷物は国内線で15kg以上から有料としています。大手航空会社では無料の受託手荷物20kg、座席指定、機内食なども、ジェットスターでは追加料金が必要です。

また、ジェットスターは時間管理が厳格で、チェックイン締切（出発30分前）や搭乗締切（出発15分前）を過ぎると搭乗できません。運航効率を重視しており、締切時間を早く設定しています。適切な利用方法を理解すれば満足度の高い航空会社と言えるでしょう。