マネックス証券のNISA購入の手順を解説

マネックス証券でNISA投資を始める場合、口座開設から商品購入まで複数のステップを経る必要があります。そこでこの記事では、マネックス証券でNISA商品を購入する具体的な手順について詳しくご紹介します。

NISA口座開設から取引開始まで

マネックス証券でNISA投資を行うには、証券総合取引口座とNISA口座の両方を開設する必要があります。開設手続きから実際の取引開始まで、段階的に進めていきましょう。ここでは、具体的な手順についてご紹介します。

口座開設の手順と必要書類

NISA口座を開設する場合、証券総合取引口座の開設が必要です。2018年以降に他の金融機関でNISA口座を利用したことがない方は、新規開設の手続きを行います。すでに他社でNISA口座をお持ちの方は、金融機関変更の手続きが必要です。

Web経由での申込みでは、マイナンバーカードまたは運転免許証を所有しており、書類の撮影・送信が可能であれば翌営業日に開設手続きが終了します。書面での申込みでは、必要書類を返送してから約1週間で開設が完了し、国内株式・投資信託への投資が始められます。

税務署審査と取引開始のタイミング

NISA口座開設後は税務署における確認が行われます。終了までの目安は1~2週間です。確認期間中でも国内株式・投資信託の取引は可能ですが、外国株式や投資一任口座での取引は確認作業完了後に利用可能です。

NISA口座開設の審査が通らなかった場合、注文の失効や課税扱いへの変更などの制約が発生する可能性があります。そのため、審査中の取引については事前に留意事項を確認してから進めましょう。

投資信託と株式の購入方法

NISA口座を開設したら、投資商品を購入しましょう。マネックス証券では、投資信託の積立購入とスポット購入、国内株式の購入が可能です。ここでは、それぞれの手順をご紹介します。

投資信託の積立購入手順

投資信託の積立購入は「NISAまとめて積立」を利用します。まず、ファンド検索で積み立てたいファンドを探し、検索条件で「つみたて投資枠」や「成長投資枠」にチェックを入れましょう。

積立したいファンドが見つかったら、ファンド詳細画面の「積立」ボタンを押し、「NISAまとめて積立に追加」を選択します。一度に10本までのファンドを登録でき、つみたて投資枠または成長投資枠を選択し、引落方法と積立額を設定します。目論見書を確認し、申込内容を確認して完了です。

投資信託のスポット購入と株式購入

投資信託のスポット購入の場合、ファンド詳細画面から「購入」ボタンを選択し、口座区分で「NISA成長投資枠」を選択します。分配金の受取方法を選択し、購入金額を入力して注文を確定します。

国内株式の購入では、取引画面において購入株数や価格設定方法、注文の有効期間などを入力し、その後口座区分として「NISA」を指定します。内容確認画面で詳細をチェックし、「実行する」ボタンで発注手続きが完了します。NISA取引では非課税枠に上限があるため、注文時の口座区分を確かめておきましょう。